まいこーmemog

生きづらいとき人の言葉で生き返るので,自分も言葉にしてみる.[memo+blog]

週末におすすめの日本酒を紹介する

日本酒好きなんだよね.

こういう人になにが好きですか?と聞くと,

「獺祭」

と返ってくることが今年はすごく多い.

 

僕自身も獺祭は飲みやすく大好きだ.

でも,小売店で定価以上の価格で売られていたり,

とにかく獺祭,日本酒といえば獺祭!!みたいなのはもったいなく思う.

 

日本酒はいろんな要素があるが,米,麹,酵母,水,人の5つが基本要素だ.

いろんな酒蔵で,話を聞くとたくさんのこだわりが見える.

自分たちの作ったお酒を,たくさんの人に楽しんで欲しい.

そんな想いも通じてくる.

 

獺祭系のスッキリ飲みやすい日本酒が大好きな僕の,

IT杜氏ではない,個人的にお気に入りの日本酒3種を紹介する.

ちなみにどんな種類の酒か,なにを使ってるのかは小難しいし,

よく知らないので書かない.

 

ただ,勧めて飲んだ人はみんなおいしいと言ってくれる.

 

1.新潟 荷札酒

新潟の加茂錦酒造の荷札酒,僕と同じ電子工学を専攻する理系男子から

約25歳の若さで杜氏になった,田中悠一さんが作る次世代日本酒.

f:id:maikocho:20181109235822j:plain

 

名前の通り,荷札デザインのラベルがおしゃれ.

常にバージョンアップを重ね,チャレンジしているようで,

バージョン表記やタンクNoなど日本酒には新しさを感じるデータが載っている.

 

もちろん物によるけど値段も一般的だと思う.

4合瓶(720ml)で1500円前後のものでかなり美味しい.

透明感のある味わいのチャレンジングな日本酒,特約店にて購入できる.

 

特約店がどこかの情報がHPで見つからなかったので,

下記のブログを参考にお店を探そう.(有益な情報に感謝します.)

blog.goo.ne.jp

 

2.奈良 風の森

f:id:maikocho:20181110001043j:plain

近頃人気沸騰中,奈良の油長酒造風の森

需要が高まりすぎて生産が間に合わず,

今年頭あたりから1升瓶がラインナップから消えた記憶がある.

現在は4合瓶のみ販売中.

 

風の森の魅力は,もろみ発酵由来の自然な炭酸ガスだ.

酒造りの工程の中で,米由来の糖であるグルコース({ \displaystyle C_6 H_{12} O_6 })を,酵母によってアルコール({ \displaystyle C_2H_5OH})に変換する.

その変換式がこれだ.

 

{ \displaystyle C_6 H_{12} O_6 \longrightarrow 2 C_2H_5OH +2CO_2 } 

 

アルコールと一緒に二酸化炭素({ \displaystyle CO_2 } )が出ていることがわかる.

この二酸化炭素のおかげで,開封直後の風の森は口に含むとすこしプチプチする.

爽やかな味わいが,さらに際立ち,最高においしい.

 

ただし,この二酸化炭素のせいでびっくりすることもある.

購入後,よく冷やして炭酸ガスの溶解度を上げておかないと,

開栓時にシャンパンのように蓋が天井に飛んでいってしまうのだ.

 

いろんな種類があるので,楽しい.

値段も荷札酒と同じく,4合瓶で1500円前後でも楽しめる.

こちらも特約店がよくわからないのでGoogle検索リンクを貼っておく.

風の森 特約店 - Google 検索

 

3.京都 蒼空

f:id:maikocho:20181110003234j:plain

京都伏見の酒蔵,藤岡酒造の蒼空.

瓶が特殊でかわいい.本当は紹介したくない日本酒NO.1だ.

様々な種類の商品があるが,どれもハズレがない.

 

ただ素晴らしいとしかいえないので,ぜひ1本飲んでみて欲しい.

蒼空はネットからも注文できる.

 

「蒼空」ネットショップ / 「蒼空」純米酒

 

定番は純米・美山錦だが,今*1はネットショップで取り扱いをしていないらしい.

代わりに季節限定の純米酒ひやおろしをオススメする.

 

瓶も可愛いので,飲んだ後飾っておいてもいいかもしれない.

 

まとめ

週末にオススメの日本酒を紹介した.

どれもスッキリ飲みやすく,爽快だと思う.

 

獺祭はデータ分析で味を決定しているので安定しておいしい.

しかし,今回紹介したお酒は人間の杜氏のチャレンジで新しい味が

どんどん生まれる面白さがある.

 

どっちも違ってどっちも良い.

お気に入りの,自分好みの日本酒を探して欲しいと思う.

僕は今週なにを飲もうか...

*1:2018年11月10日現在