週末におすすめの日本酒を紹介する
日本酒好きなんだよね.
こういう人になにが好きですか?と聞くと,
「獺祭」
と返ってくることが今年はすごく多い.
僕自身も獺祭は飲みやすく大好きだ.
でも,小売店で定価以上の価格で売られていたり,
とにかく獺祭,日本酒といえば獺祭!!みたいなのはもったいなく思う.
日本酒はいろんな要素があるが,米,麹,酵母,水,人の5つが基本要素だ.
いろんな酒蔵で,話を聞くとたくさんのこだわりが見える.
自分たちの作ったお酒を,たくさんの人に楽しんで欲しい.
そんな想いも通じてくる.
獺祭系のスッキリ飲みやすい日本酒が大好きな僕の,
IT杜氏ではない,個人的にお気に入りの日本酒3種を紹介する.
ちなみにどんな種類の酒か,なにを使ってるのかは小難しいし,
よく知らないので書かない.
ただ,勧めて飲んだ人はみんなおいしいと言ってくれる.
1.新潟 荷札酒
新潟の加茂錦酒造の荷札酒,僕と同じ電子工学を専攻する理系男子から
約25歳の若さで杜氏になった,田中悠一さんが作る次世代日本酒.
名前の通り,荷札デザインのラベルがおしゃれ.
常にバージョンアップを重ね,チャレンジしているようで,
バージョン表記やタンクNoなど日本酒には新しさを感じるデータが載っている.
もちろん物によるけど値段も一般的だと思う.
4合瓶(720ml)で1500円前後のものでかなり美味しい.
透明感のある味わいのチャレンジングな日本酒,特約店にて購入できる.
特約店がどこかの情報がHPで見つからなかったので,
下記のブログを参考にお店を探そう.(有益な情報に感謝します.)
2.奈良 風の森
需要が高まりすぎて生産が間に合わず,
今年頭あたりから1升瓶がラインナップから消えた記憶がある.
現在は4合瓶のみ販売中.
風の森の魅力は,もろみ発酵由来の自然な炭酸ガスだ.
酒造りの工程の中で,米由来の糖であるグルコース()を,酵母によってアルコール()に変換する.
その変換式がこれだ.
アルコールと一緒に二酸化炭素( )が出ていることがわかる.
この二酸化炭素のおかげで,開封直後の風の森は口に含むとすこしプチプチする.
爽やかな味わいが,さらに際立ち,最高においしい.
ただし,この二酸化炭素のせいでびっくりすることもある.
購入後,よく冷やして炭酸ガスの溶解度を上げておかないと,
開栓時にシャンパンのように蓋が天井に飛んでいってしまうのだ.
いろんな種類があるので,楽しい.
値段も荷札酒と同じく,4合瓶で1500円前後でも楽しめる.
こちらも特約店がよくわからないのでGoogle検索リンクを貼っておく.
3.京都 蒼空
京都伏見の酒蔵,藤岡酒造の蒼空.
瓶が特殊でかわいい.本当は紹介したくない日本酒NO.1だ.
様々な種類の商品があるが,どれもハズレがない.
ただ素晴らしいとしかいえないので,ぜひ1本飲んでみて欲しい.
蒼空はネットからも注文できる.
定番は純米・美山錦だが,今*1はネットショップで取り扱いをしていないらしい.
瓶も可愛いので,飲んだ後飾っておいてもいいかもしれない.
まとめ
週末にオススメの日本酒を紹介した.
どれもスッキリ飲みやすく,爽快だと思う.
獺祭はデータ分析で味を決定しているので安定しておいしい.
しかし,今回紹介したお酒は人間の杜氏のチャレンジで新しい味が
どんどん生まれる面白さがある.
どっちも違ってどっちも良い.
お気に入りの,自分好みの日本酒を探して欲しいと思う.
僕は今週なにを飲もうか...
*1:2018年11月10日現在